１１月１０日（土）「えひめ教育の日」記念事業として『まつやま教育フォーラム３０』が、愛媛文教会館大ホールを会場に開催されました。ご来賓として松山市教育委員会教育長 藤田 仁様、愛媛県教育会理事長 福本 純一様、松山市教育委員会学校教育課長 大本 光浩様のご臨席をいただき、会員１１０名の参加を得て開会式が催されました。
式では、長年本会役員として尽力いただいた１４名の方々に、清水 昇会長より感謝状が授与されました。
式の後、メモリアル行事として講演会が開かれました。今年の講師は、ご存知の愛媛マンダリンパイレーツ監督の河原 純一氏で、「２つのプロ野球 ～NPB（日本野球機構）と四国アイランドリーグ～」という演題でお話いただきました。プロ野球への遠く厳しい道のりやプロ野球の実態の一部が興味深くうかがうことができました。巨人軍のピッチャーとして輝いた河原選手でしたが、そこに至るには、決して順風満帆の人生を歩んでこられたわけではありませんでした。野球人生のいくつかの大きな岐路や厳しい壁にぶち当たったそうです。「自分の思うように運ばないのが人生だが、その時々の壁に翻弄されず、前向きに生きること・・・」「身近にある小さな成功体験を大事にして、いい球を投げる、野球を続けた・・・」などの言葉に、壁を越え常に高みを目指してきた、河原選手の強い精神力がうかがい知れました
。私たちの生き方や子どもたちの教育にも生かされる貴重なお話でした。
マンダリンパイレーツが、郷土の野球チームとしてより一層身近なものとなった気がしました。
午後からは、高齢慶祝者・報賞者や講師、来賓の方々も交えて、祝賀懇親会が開かれました。秋の小春日和に相応しい和やかな雰囲気で楽しい時間が過ごせました。